『もっと素敵に浜松給食』 ~大塚貢先生の講演会~




本日は、大塚貢先生のお話を聞くことができました。

「奇跡の食育」「給食で死ぬ!!」の著者でもあり、「授業改善、米飯給食、花づくり」によって子どもたちの心身を甦らせた、学校を改革したという先生です。

情報が非常に濃く、充実した時間を過ごすことができました。
食育は脳に影響してくることを盛んにおっしゃっていました。
キレる、イライラする、思ったことを何も考えずに実行してしまうことは非常に危険で、食が関係しているということです。


講演会の内容を箇条書きにて報告いたします。

●今現在、4割の高校生が生活習慣病予備軍であるという。内臓肥満、高血圧、高中性脂肪、低善玉コレステロール血症、空腹時高血糖の五つが基準値を超えている。また、その下の中学生の統計を取っても3.7割が同じく予備軍ということです。つまり、中学生で既に土台が出来上がっているということ。

●また、若い人だけでなく、成人においてもかなり深刻。65歳以上が2980万人いる中で、認知症462万人、軽度の認知症400万人。実に3.3人に1人が認知症になっている。

●ガンは2人に1人。そして、3人に1人がガンで亡くなっている。

●死因は肺炎や脳卒中ということでも、そのほとんどがガンから起因している。

●とにかく肉を摂り過ぎている。

●「肉食に偏った食事では、イワシなど青魚に入っているミネラルやカルシウムやDHA(ドコサヘキサエン酸)、EPA(エイコサペンタエン酸)などを摂取できません。彼らは血がどろどろになってしまって、前頭葉の働きがマヒしてしまっているのではないでしょうか。物事を考えたり、判断したり、学ぶ意欲を高めたり、人とコミュニケーションをとる──。その大切な働きをする前頭葉の能力が、偏った食事のせいで低下してしまっているのではないかと思うのです」

●国や地方は、赤字になればとにかく税金を増やす。年金保険料を増やす。そして年金支給額を減らす。大塚先生はご自身の年金支給額のハガキ実物を持参して、2ヶ月の支給額『8万円』に嘆いていました。ひと月で4万円の計算になります。

●どうして国(政治家)は食育に取り組まないのか?→票にならない、金にならない。そして、取り組んだ人は落選してしまう。そのため、国に依存するのは無理!自分で、家族で、病氣にならないように取り組まなければならない。

●国は簡単には動かないが、地方は違う
→取り組んでくれる人を選ぶことが大切。大塚貢先生の講演会に積極的に参加されるような、市議会議員の方、もしくは議員候補の方に地方を任せたいですね。食育の重要性を理解している方。

●福井県小浜市の取り組み。
市長が率先して、市を改革。子どもの非行が多く、経費削減のために給食では輸入食材を使用していたが、地産地消に変えた影響により、学力テスト全国一位になる。子どものやる氣が出てきて、さらにやる氣のある先生が小浜市へ志望するようになった。静岡県三島市も変わってきている。

●若者の間で起こっている凶悪犯罪と食育の関係
佐世保の女子高生事件と酒鬼薔薇聖斗事件の共通事項で、共通して言えるのは、犯罪を犯す少年少女のほとんどが肉食中心、コンビニ弁当中心の食事。そして家庭環境はほとんどが、両親はエリートで、加害者の学力はトップレベル。食べ物が悪いため、脳が正しい機能をせず、思ったことをすぐやってしまう(制御がかからない・感情がない)。これは大塚先生が実際に現地に出向き、環境を検証し、加害者及び加害者の家庭環境を調べてわかったことです。

●血液をきれいにするもの(カルシウムやマグネシウム、亜鉛、鉄分など)を食べていないと問題が出てくる。

●授業改善、米飯給食、花づくりによって変わったこと
・非行が無くなった
・学校内の図書館が満席。座れない場合は地べたに座っていた。
・入選するのが極めて難しい、読売新聞コンクールで優勝
・合唱コンクリートで優勝
・花づくりによって徳のある子どもに。企業も花づくりを実践し、いろいろな相乗効果が生まれている。

●ダウン症はここ10年で2倍に増えている。

●奇形精子だけでなく、奇形卵子も多くなっている。