ピロリ菌の真実と謎 ~ストレスが関係している~

日本人では50歳以上の約7~8割はピロリ菌を保有しているといわれています。
胃液(胃酸)は皮膚をも溶かせる強酸の液体であるが、胃の中は粘液のおかげでその強酸から守られている。

ピロリ菌は人間を含む動物内の胃粘膜に潜り込み、粘液を栄養源として生きています。
ピロリ菌は、らせん状の形をした微好気性菌なのでごく少量の酸素のある環境を好む。大気中では酸素が多すぎて生きていけないのです。

しかしヘリコバクター・ピロリはなぜこの胃の中で生きれるのでしょうか?

ピロリ菌はウレアーゼと呼ばれる酵素を産生することで胃酸を中和させ胃に定着できる能力を持っている。

現在では、慢性胃炎、消化性潰瘍、胃がんの原因の一つとされています。
ピロリ菌に感染した胃粘膜には、これを退治しようと多くの好中球が集まり、活性酸素を大量に出して攻撃をすることで胃粘膜の炎症を引き起こす。このように免疫系とも深くかかわるようです。
しかしピロリ菌を保有している約3割の方が疾患にかかり、残りの7割は症状が現れていないという報告もあります。

潰瘍や胃炎、胃がんになる原因は多様で複雑です。
すべてがピロリ菌によるものではありません。


またピロリ菌のなかでも強毒性のものと、健康被害はほとんどないとされる弱毒性のものがあります。

ピロリ菌=悪者とされていますが、果たして実際はどうなのでしょう?

ピロリ菌駆除によって、
食道炎・食道がんになった、逆流性食道炎になった、などの報告もあります。
しかしすべて解明されていないのです。

ピロリ菌保有者の小児ぜんそくやアレルギーは低い研究結果も発表されている(Martin Blaster)ことからして
もしかするとピロリ菌は食道を防御している一面もあるのかもしれない。

ピロリ菌については様々な仮説が主張されているが、すべて解明されたわけではない。

駆除は
プロトンポンプ阻害薬 と抗生物質のアモキシシリン+ クラリスロマイシンを組み合わせた3剤併用療法で、駆除を行っている(7日間服用)
成功率は8割ほどですが、除菌ができないケースもあるようです。
副作用は味覚障害、下痢、じんましん、アレルギー、腹痛など。
特に注意が必要なのが、除菌後の逆流性食道炎です。

ピロリ菌に効果がある、抑制、駆除として働きがある食材
ヨーグルト、乳酸菌、フコイダン、コーヒー、カカオ、うめ、ブロッコリースプラウト、マヌカハニー、プロポリス、緑茶なども効果が少なからず効果があるとされている。

■大切なのは、いつも悪さをしていない
胃の中の環境が変わり、ピロリ菌が好まない環境になると螺旋状のカラダを球体にして冬眠状態に入るのです。
ピロリ菌は酸素が多い環境を好まず、熱に弱い特徴があります。

■ピロリ菌の起源と歴史
ピロリ菌は5万8000年前、人類の起源と同じくアフリカから広まったとされています。
深海底の熱水噴出口付近に生息する特殊な微生物を祖先とする熱水孔細菌のようです。
そう、ピロリ菌も長らく共生してきた菌であります。

私たちは菌によって生きているともいえるでしょう。
皮膚の常在菌、特に免疫に深く関係している大切な腸内細菌は生きていくうえで大変重要です。

共生してきた生き物には意味があります。
基本的に、共生とは双方に利益がある関係です。

実は
ピロリ菌単体ではなく、「ピロリ菌+ストレス」が引き起こしている説が有力です。

ですので除菌も大切ですが、ストレスを排泄すること、ストレスをなくすことが大切です。

では人間とピロリ菌の共生関係において、人間側の利益とは?メリットとは?

もしかすると胃酸のコントロールに関係している?

すべての痛みや炎症は悪者でしょうか?

胃の腺粘液が胃酸を守るだけでなく、ピロリ菌を防御するシールドの役割を果たしていることとは?

現在では、除菌は薦められております。
しかしピロリ菌を駆除するべきか、放置しておくべきか?答えは自分で決断する時代に突入している。

しかし自分でできることがある。

ストレスを溜めないこと

胃の機能を元気にすること


病気は実はあなたの人生にとって最大のチャンスです

この機会でなければできないことがあるんです

苦しんできた時間や労力は無駄ではありません

ストレスは乗り越えるものではありません

性格が悪いということもありません

解決できない問題はあなた目の前で起きる必要はありません

ストレスをエネルギーに変えて、悩まされてきた病気や症状を自分自身で治す、誰しもその素晴らしき自己治癒能力を持っているのです。


(おなかカウンセリング 自然療法家 白石ゆうじ氏の公式サイトより転載)