ピロリ菌の除菌のデメリット

胃に住み着くピロリ菌は悪の代名詞であるかのように扱われていますが、このピロリを除菌するのが医学界では流行っています。

しかし、ある論文ではピロリを除菌することで寿命短縮、別の感染症の増加、細胞の役割阻害などをもたらすとなっています。

私は消化器内科医だったので癌や潰瘍というのは、日常的に最もよく見る疾患でした。

私はその頃のは東洋医学をやっていたので、ピロリの除菌についてはかなり懐疑的で、慢性再発性潰瘍のときくらいしか使いませんでした。

しかしこの研究ではC.ディフィシル感染症が増加、2~7倍になる事が指摘されています。

胃薬の中で強い薬でもあるPPIの長期投与では、最大14%死亡率が上昇することが示されています。

現在PPIという薬は胃潰瘍で8週間、十二指腸潰瘍で6週間が投与限界ですが、そもそもこの日数さえ問題の上に、なぜ潰瘍になるのかのアプローチが菌だけという、まさに西洋医学、白豪主義、殺菌分化のなれの果てという観点が存在していないことが問題です。

さらにいうと最近は健康者でもピロリ菌がいる=除菌という流れになっており、まさに微生物を殺すことだけ考える人民意識が体現化したものだと言えるでしょう。

さらにいえば最近は逆流性食道炎にもPPIが使われますが、逆流性食道炎で死ぬ人間などまずいません。

なのに、この薬を飲んで死亡リスクをあげたいと願うのが、生物で最も知性が高いと嘘ぶく人間という種族なのです。

古代民族はピロリ菌だろうがほかの微生物だろうが近くにいましたが、別に胃がんにもならないし胃潰瘍にもなりません。

人間なんて常に動物以下、微生物以下の知能しか持っていないし、サル以下なんて言葉を使うとサルにとっても失礼だと思います。


(Dr.内海聡の投稿記事より転載)


ピロリ菌がいる=除菌という方程式を作って、医療利益をあげることが目的になっていることも、あるかもしれません。