ファスティング(断食)中、省エネモードになると身体では何が起こっているのか?

ファスティング中に省エネモードになるということ、眠くなるような症状は、血液中のブドウ糖の濃度が下がり、低血糖状態に陥っていることが原因で、身体の持つ危機への対策ということも考えられます。

人間は、食事によって得た炭水化物や脂質などの栄養素を分解してエネルギーを作っていますが、その過程で作られたブドウ糖は血流に乗って全身に細胞に運ばれ、身体の各器官の細胞で活動のためのエネルギーに変えられます。

ところが、ファスティングを続けていると、今まで定期的に体内に取り込まれている栄養分の供給がストップするので、血液中のブドウ糖の量が減少して低血糖状態になりやすくなります。 低血糖状態になると、エネルギーの素となる糖分が十分に体や脳に供給されにくくなるので、疲労感やあくび、強い眠気などの症状、省エネモードが起こってしまうということです。

とはいえ、人間は食べ物からの栄養分の供給がなくなっても、肝臓や筋肉に蓄えられたグリコーゲンや脂肪などを消費してエネルギーを作って生存することができるので、完全に絶食状態に慣れると、血糖値も安定して眠気の症状も緩和されていきます。

脳の活動を低下させ、エネルギーを温存させようとする、ということと、眠い、だるいと身体が言っているということは、身体を休ませてください、と身体が要求しているということです。

身体は眠っているときは吸収代謝の時間であり、もっとも治癒力が働きます。

寝ることは代謝を高めることです。

省エネモードになることは、より健康な身体にするためのステップアップということです。

その状態のときに身体を休めることができる人は、休める、横になる、寝るのが、より効果的ですね。