蜂蜜について

蜂蜜は天然の甘味料で、体に良いって思っている人も多いと思います。

確かに良質の蜂蜜ともなると、非常に高価なものもあります。

でも、本当に無条件に積極的に摂っていいものなのでしょうか。

蜂蜜の成分は、おおざっぱに言うと約20%が水分で、80%が糖質です。この、糖質はブドウ糖と果糖が大部分です。砂糖(スクロース)は、入っていてもほんのわずかで、せいぜい1~3%に過ぎません。

実は、蜂蜜の元となる花の蜜は、スクロースが多いのですが、蜂が蜜を吸って巣まで運んでいるうちに、蜂の唾液に含まれるインベルターゼという酵素によって、スクロースが加水分解されてグルコース(ブドウ糖)と、フルクトース(果糖)に分解されるのです。ですので、蜂蜜はいわば、天然の異性化糖(果糖ブドウ糖液糖)のようなものなのです。

確かに、ビタミンやミネラル、ローヤルゼリーの主成分であるコリンなども含まれてはいますが、ほんのわずかです。なので、蜂蜜も他の糖と同じく、摂る必要のないものであり、摂り過ぎれば砂糖同様にむし歯や低血糖症になるリスクのある物なのです。

健康の考え方です。

健康を考えるのなら、そのような人間が本来食べるはずもない精製された甘いものは、まずは避けた方がよいでしょう。糖はコレステロールに影響を与え、粥状動脈硬化を作り出すとされています。この糖化は活性酸素を生み出し過酸化を誘導し、糖化が進むと体内ではAGE(糖化最終生成物)が生成され、それが粥状動脈硬化を助長します。
糖化の弊害は動脈硬化に限った事ではありません。砂糖のような直接糖は細胞を崩壊させやすくなり、ウイルスや細菌にも感染しやすくなり、アトピーなどアレルギーにもなりやすくなり、いわゆるメタボの主原因となり、癌にもなりやすくなり、精神的にも人を狂わせます。

これは蜂蜜だけにとどまりません。本来直接吸収的な糖、直接糖であれば、白砂糖はもちろん、それが三温糖であれ、黒糖であれ、てんさい糖であれ、メープルシロップであれ同じです。

最近では異性化糖とか異性化液糖というものがあります。これは人工で作り出したブドウ糖や果糖だと思ってもらえればよいでしょう。また現在のHFCS(高フルクトース・コーン・シロップ)などは、その名称の通り、大半がトウモロコシを原料として製造されていますが、このトウモロコシがほとんど遺伝子組み換え食品なのです。

甘いという言葉がありますが、これは砂糖だけのものではありません。だが甘いものを食べればやはり体も心もアマクなるのです。健康でいたいというのであれば、出来るだけ直接的な糖分や甘いものは避けねばならないのです。

本来人間が甘いと感じるというのは、ニンジンやキュウリや果実をそのまま食べて甘いという感覚がいいのです。それが人類発祥から感じ続けてきた甘さであり、それを凝縮して毒としたのが直接糖類なのです。今の甘さは覚せい剤の甘さなのです。

はちみつは、いろんな栄養価が確認されている半面、そういったことがあるので、特に積極的に摂る必要はありません。その栄養素を見て、他の食材で摂るようにしたら同じことです。

はちみつはいわば、嗜好品としての扱いでよろしいかと思います。

参考リンク:
https://ameblo.jp/elm-dental/entry-11714636119.html
http://www.kusuhara-dc.com/blog/post-19/